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札幌市の中学受験情報について、家庭教師プラスが独自に行った調査による情報をご紹介いたします。
札幌圏の私立中学入試は毎年1月の上旬から中旬に掛けて集中的に行われ、試験の出題内容は小学校の教科書レベルでは対応しきれない問題も多く、早期からの対策が必要です。
また、学校ごとの難易度・傾向も異なりそれぞれの学校のレベルに合わせた対応もしていかなければなりません。
昨今の札幌市では、教育に力を入れる親御さんが増えており、小学生の頃から札幌の中学受験を視野に入れ、複数の学校を併願するお子様が多く、私立中学校を目指している方も以前と比べて増加しています。
私立の受験は、筆記試験や面接で合否が決まります。
札幌市の中学校で特徴的なのが、公立中高一貫教育の札幌開成中学校です。
こちらの受験方法は「適性検査」と言われており、一般の学力検査であるテストとは全く異なる2つの適正検査を受けます。
2つの適正検査は各45分で、ほとんどが記述となっており、それぞれの質問に対して自分で考えたことをきちんと文章で表現できるかどうかが主となります。
また、願書には、子供本人の直筆での出願理由書や、小学校からの児童状況調査書が参考資料として求められます。
一次検査のあと、集団でのコミュニケーション能力や課題、探究的な学習への対応力などをみるために、授業形式による50分のグループ活動を行います。一次検査通過者の中から「出願理由等説明書及び児童の状況調書」、「適正検査I」 、「適正検査II」、「グループ活動」の4つの資料によって合格者を決定します。
中学受験における全国的な変容
札幌市の中学校だけに限らず、最近の中学校入試は、単に学校での評価やテストの成績だけが良ければ入学できるという従来の考え方とは大きく変わってきています。
自分の考えをきちんと文章にでき、伝えることができるかどうかということに重点が移ってきていますので、論文や記述形式の試験がメインになってきています。
このような昨今の中学校受験の傾向に対して、早いうちからお子様に本をたくさん読ませたり、学校だけの授業に頼らず「勉強のやり方」を指導することが大切です。
勉強のやり方を正しく身に付けるには、小学生~中学生のうちに経験豊富なプロの指導による教育が必要となります。
まとめる力を育てるには家庭環境が大切
学力だけでなく「自分の考えがまとめられる」という点も重要視されますので、家庭環境も少なからず影響してきますので、
家族でたくさんのコミュニケーションを取れているかどうか、自分なりの意見をきちんと発言できるような環境が影響してくるでしょう。
もちろん、塾や家庭教師など札幌市の中学校受験に向けて対策を講じてくれるところも受験対策として必要です。
日々の習慣が記述試験には少なからず響いてくることもありますので、日常の生活の中で小学生~中学生のお子様のことに関して、すべて親が決めがちになることが多い年代と言えますが、なるべく自分で考えて自分で決めることができるようにして、親御さんもコミュニケーションを図れる機会・場所をたくさん作ってあげるようにしましょう。
札幌市の公立中学校の場合でも同じ点を重視している傾向がありますが、それでも成績や入試テストの点数で判断される部分が大きいので、まずはお子様の偏差値をきちんと把握するところから始めましょう。
希望する学校の基準まで偏差値を上げるための対策を相談できる場所として、塾に通わせるべきか家庭教師を付けるべきかは、お子様の性格も見極めて決めるようにすることで効果が得られるはずです。
北海道内、特に札幌圏の中学受験熱は少し落ち着いてきたように思われますが、各・私立中学校の動き自体はさらに活発化し、中高一貫教育を最大限に活かした魅力ある取り組みを様々行っています。
以下の表に、札幌の各・中学校における取り組みの一例をご紹介いたします。
このような取り組みを通じて各私立中学は大学への進学実績、現在合格率を上げるべく指導に力を注いでいます。
札幌市の中学校で、入学から卒業までに掛かる費用はいくらになるでしょうか。
札幌市の「公立中学校」と「私立中学校」を比較してみましょう。
公立中学校の場合
公立中学校であれば入学時に制服など揃え、学校外活動費を入れると40~50万円程となっています。
中学校3年生になると高校受験があるため参考書の購入費や、塾・家庭教師などを入れることで金額が変動することもあります。
私立中学校の場合
私立中学校になると差は歴然となります。
まずは受験するための願書の金額からはじまり、小学校の時点で受験を目指せばそれなりの塾・家庭教師を利用することがほとんどですので、そのための費用が掛かります。
授業料だけでも平均して年間40~50万円程(公立高校は授業料0円)が掛かります。
他にも通学のための交通費が掛かってきますので、それらを併せて考えると平均して130万円くらいは掛かることを把握しておきましょう。これは公立中学校のおよそ3倍と言えます。
ただし、中学校3年生になると、私立中学校の場合には高校受験のための塾などに通わない教育方法も取られているため、通常は塾代が必要ありません。公立高校の場合には、塾に掛かるお金が増えてくるため中学校3年生の時点で掛ける費用によって総額が変わってきます。
全国中学校の学習費調査
文部科学省が2014年に発表した学習費調査によると、中学校の入学から1年間の平均費用は以下のようになっています。
公立中学校 | 私立中学校 | |
---|---|---|
授業料 | 0円 | 435,917円 |
修学旅行・遠足・見学費 | 22,918円 | 63,707円 |
学校納付金 | 12,055円 | 28,614円 |
図書・学用品・実習教材費 | 24,645円 | 41,221円 |
教科外活動費 | 32,468円 | 55,170円 |
通学関係費 | 33,094円 | 138,669円 |
家庭内学習費 | 14,335円 | 26,652円 |
家庭教師 | 21,489円 | 26,874円 |
学習塾費 | 204,583円 | 135,356円 |
体験・地域活動 | 2,488円 | 17,542円 |
芸術文化活動 | 19,991円 | 47,757円 |
スポーツレクリエーション活動 | 29,859円 | 22,796円 |
教養・その他 | 25,494円 | 42,194円 |
合計 | 443,419円 | 1,082,469円 |
こうして比べてみると、公立と私立で年間およそ2.5倍(63万9050円)の差がありますね…。
やはり、公立中学校は授業料が0円というのが大きいです。
このように経済的な面からも「中学校から私立に行かせるべきか」「高校から私立に行かせるべきか」を考え、トータルでおよそいくら必要になってくるのかも含めて考えることが大切です。
さらには中学受験は親子で受けるものと言われており、受験するかどうかも含めて最終的には経済的な理由から決断するケースがほとんどです。
希望する学校に掛かる費用と、施設や方針などきちんと踏まえた上で、お子様の性格と照らし合わせて決めましょう。
また、学校説明会には小学校5年生ころから意識して参加しておくことで学校の受験の動向などを把握できることにつながります。多方面からの検討が重要となります。
家庭教師プラスは、札幌の地域密着型だからできる中学入試・試験対策を行っております。
各学校別に試験傾向や、やるべきポイントを札幌地場の情報量と経験をもとに各学校別に効率の良い対策をするのです。是非他社と比較してください!
家庭教師プラスの店舗には各学校資料も置いてあります。
各・私立中学校は、それぞれに出題傾向も難易度も違いますので、志望校に向かってしっかり準備していきましょう。
札幌だけに限らず、道外の中学受験も対応しておりますので、詳しくはお問い合わせください。
以下の中学校一覧から気になる学校名を押すと、詳しい学校情報をご覧いただけます。
偏差値・ランクの他にも、家庭教師プラスの独自調査も掲載していますので、受験に向けての参考にしてみてください。
※こちらに掲載している内容は、弊社にて独自に調査した2023年度の情報です。
偏差値は、次の式で求めることができます。
(あなたの点数-平均点)÷標準偏差×10+50
例えば、あなたの点数が70点で、平均点が67点、標準偏差が15点だとします。
この場合、計算式は…
(70-67)÷15×10+50
となりますので、あなたの偏差値は
「52」
ということになります。
中学・高校の偏差値やランクは、計算方法がちょっと複雑ですね…。
詳しい計算方法については、いつでもお気軽に家庭教師プラスまで、お電話またはメールにてご連絡ください。
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