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札幌市の高校受験情報について、家庭教師プラスが独自に行った調査による情報をご紹介いたします。
高校入試合否調査結果によりますと、2024 年3月の入試は新しい傾向の問題も見られ、昨年度よりも難化しました。
出題形式に大きな変化は見られませんが、資料や問題文の読解力を今まで以上に重視する傾向が見られます。
国語では、新傾向の記述問題が出題されました。作品や資料を見たうえで考えたことや感じたことを書くという形式です。読解力以外に表現力を求められていることが分かります。
5教科すべてにあてはまることですが、「問題で与えられる文章量の多さ」や「記述する文章量の多さ」が目立ち、知識偏重ではなく総合力が問われる入試でした。今後もこの傾向は継続すると思います。
昨年度と比較すると 2024 年 3 月の入試は、国語・社会・英語は得点を取りづらくなりました。数学・理科もそれほど変わらず、全体として難化しました。2025 年 3 月の入試も大きな変化はないと思われますので、受験生のみなさんは 2024 年 3 月の入試問題を見て傾向をつかんで対策をする必要があります。
家庭教師プラスでは、傾向を分析したうえで今やるべきことを受験生に伝え、入試本番に向けてサポートしています。
札幌の高校受験をお考えの皆さまへ、過去の受験情報と調査統計から受験ランクを割り出しました。
こちらは、あくまで目安として参考になさってみてください。
ランク | 校数 | 高校名 | 目安 |
---|---|---|---|
A | 4校 | 札幌南、札幌北、札幌東、札幌西 | オール5 |
B | 4校 | 旭丘、国際情報、月寒、北広島 | オール5 |
C | 6校 | 手稲、新川、藻岩、清田、北陵、啓成 | オール5 |
D | 5校 | 大麻、白石、千歳、平岸、石狩南 | オール4 |
E | 6校 | 稲雲、啓北商業、平岡、英藍、東商業、厚別 | オール4 |
F | 5校 | 東陵、江別、西陵、恵庭北、石狩翔陽 | オール4 |
G | 8校 | 丘珠、あすかぜ、恵庭南、南陵、北広島西、真栄、札幌工業、琴似工業 | オール3 |
H | 5校 | 白陵、千歳北陽、野幌、東豊、当別 | オール3 |
札幌の地域に密着した家庭教師プラスでは、北海道特有のランク制度に対応した受験対策・試験対策・内伸点のサポートを行っております。
以下より「公立高校ランク表」のPDFファイルをダウンロードし、参考資料としてご覧ください。
公立高校ランク表(PDF) |
※札幌市の主な公立高校の受験ランク表です |
札幌の中学校では、3年間の成績は通知表に9教科5段階で評定されます。
中1・中2の成績は2倍され90点満点、中3の成績は3倍され135点満点で、合計315点満点となります。
その内申点がアルファベットのランクとして示され、志望校を決める上での判断材料になります。
また、中1・中2の時点でも受験ランクと内申点も調べる計算方法がございます。
詳しくお知りになりたい方は、家庭教師プラスお問い合わせフォームよりご相談ください。
高校入試ともなると、その先の大学進学なども視野に入れていかなければなりません。
札幌市(北海道)は本州と偏差値が違うとよく言われますが一概にはそう言えません。
まずは、札幌市の高校受験についての知識を深めましょう。
公立高校の場合、住んでいる学区内にある高校を受験することが一般的かと思われます。
札幌市に限らず高校受験は基本的に1高校1学科の志望となりますが、同じ希望校の別学科を志望することも可能です。
例えば、農業、工業、水産、商業系であれば第一志望学科を電子科、第二志望を電気科といった具合に、同じ系列の中での志望ならば可能です。
普通科で理数科、外国語科、体育科がある場合には、第一志望を普通科として第二志望を理数科というふうにすることが可能です。
学区外の高校を志望する場合
学区内で決まれば良いのですが、中には学区外を希望する方もいらっしゃるでしょう。
道立高校の場合は次のように定められています。
石狩学区以外から石狩学区の高校を受験する場合、定員の5%まで学区外入学が認められます。
学区外から石狩学区以外の高校を受験する場合、定員の10%まで学区外入学が認められます。
また、札幌市立高校の場合は次のように定められています。
札幌市外に居住で札幌市立高校を受験する場合、定員の20%まで学区外入学が認められます。
この数字を見ると一見、学区外を希望する人数が集中して激戦区になるイメージを持たれるかもしれませんが、現状は学区外希望者が受験枠を超えるほどのことはほとんどありません。
そのため、受験内容にいたっても通常とさほど変わりがないのであまり意識する必要はないでしょう。
私立の場合には、学区外などの枠はありませんので学校の内容によって目指すところです。
進路を変更したくなった場合
一度志願したところを変更したいこともあるでしょう。推薦では無理ですが一般入試の場合には可能です。1月末の段階で当初出願状況というものが発表されます。
それを踏まえたうえで、2月初めまでの1週間の間であれば変更が可能です。
公立高校の一般入試の実施日は、すべて同じ日となっており、筆記試験は5 教科で、すべて50 分の試験時間。全教科で500 点満点です。(一部学校によっては、傾斜配点が取られているところもあります。)
傾斜配点とは、すべての教科が同じ配点ではなく一部の教科の配点が高くなっているものを指します。
また、面接、実技、作文などを別で行うところもありますので希望する学校がどのような試験形式を取っているかをあらかじめ調べておくことが大切です。
推薦入試の受験をする場合
推薦入試の場合は、あらかじめ学校からその学校の求める成績の生徒しか推薦されないので生徒の素養を見るのが主な目的となります。そのため、面接や作文などが主となります。
他には、学校によっては英文の聞き取りや英会話によるディスカッション・実技・自己アピールなどを行いますので、希望する高校の特徴を掴んでおきましょう。例えば、札幌市立の開成高等学校や、旭川大学高等学校では適性検査という形をとっています。
内定は、面接が行われた日から一週間ほどで内定通知がきます。
内定した場合には、2月下旬までに入学確約書を提出しなければなりません。基本的に、推薦の場合は最初からその学校のみ希望しているということなので、志望校を変更することや入学を取り消すという考え方はありません。
推薦で合格ができなかった場合には、2月下旬に一般入試再出願期間がありますので忘れないようにしましょう。
札幌の公立高校入試をご準備されるうえで、内申点(ランク)を理解していなければ志望校の絞り込みにも困惑してしまいます。
改めて見ていただき対策へのご参考になれば幸いです。
2022 年度(令和4 年度)より公立高校の入試が以下のように変わります。
(1) 学校裁量問題を廃止し、学力検査問題は全ての生徒に同一の問題となる。
(2) 検査時間は、各教科とも45 分から50 分と変更する。
(3) 配点は、各教科とも60 点から100 点とする。
(4) 英語の聞き取りテストは英語のテスト全体の25%から30~35%程度へと変更し、英文はこれまで全ての問題で2回読まれていたものを、2回読まれる問題と1回読まれる問題を出題する。
国語、数学、社会、理科、英語の5 教科、各50 分100 点満点、合計500 点満点で実施。
※学校によっては、特定の科目の配点を多くする傾斜配点を行う場合があります。
選抜方法は「入試当日の得点」と「内申点を含めた個人調査書」による総合選抜です。
A:定員の70%を「当日の得点(学力点)」と「内申点」を同等に評価して選抜します。
B:15%は「当日の得点(学力点)」を重視して選抜。
C:15%は「内申点」を重視して選抜。
また、学力試験(当日の入試)以外に、面接や実技試験(体育科で運動能力試験、音楽科で楽器演奏など)、作文が課される学校もあるので学校ごとの募集要項をよく確認してください。
普通科で約半数の学校が、専門学科、総合学科ではすべての学校で推薦による入学者選抜を実施しています。
出願は原則として1つの高校の1つの学科に限られ、合否は内申書や推薦書の内容と面接の結果で判定されます。
高校、学科によって英語の聞き取りテスト、作文、実技また自己アピール文の提出など面接以外の項目が設けられているところもあります。
札幌の高校受験だけに限らず、道外の高校を受験したい方もご相談に応じますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
札幌市の高校に入学し、卒業までに掛かる費用についてご説明いたします。
高校は、義務教育ではありませんが、公立高校の「授業料」については原則的に無償となっています。
しかし、入学する際には必要となる物が色々ありますので、それらを揃える費用が必要になってきます。
主な物としては、制服、体操服、運動靴、鞄などです。他にも、教科書や副教材に掛かる費用は毎年掛かってきます。教科書や副教材は3万円から5万円程です。
これらを合算して入学時に掛かると予想される金額は、15万円から20万円程となってきます。
入学後には、参考書などの教材費に、修学旅行などの学校外活動費、部活動をされるお子様にはシューズ・ラケット・ユニフォームなどの費用も掛かります。
私立高校の場合には、入学金が23万円から30万円程が必要になります。また、年間の授業料の平均は44万円程となっています。
安いところもありますが、高いところでは100万円以上も掛かってしまうところもあります。
また、私立高校は場所によって通学費が掛かってきますのでそれも考慮しなければなりません。平均でも年間60万円程は見ておいた方が良いでしょう。
全国高校の学習費調査
文部科学省が2014年に発表した学習費調査によると、高校の入学から1年間の平均費用は以下のようになっています。
公立高校 | 私立高校 | |
---|---|---|
授業料 | 7,595円 | 258,542円 |
修学旅行・遠足・見学費 | 30,436円 | 51,766円 |
学校納付金 | 43,831円 | 228,655円 |
図書・学用品・実習教材費 | 37,195円 | 39,191円 |
教科外活動費 | 39,840円 | 45,892円 |
通学関係費 | 74,735円 | 111,297円 |
家庭内学習費 | 15,992円 | 26,249円 |
家庭教師 | 13,903 | 19,545 |
学習塾費 | 95,450円 | 142,063円 |
体験・地域活動 | 3,644円 | 6,806円 |
芸術文化活動 | 8,632円 | 15,180円 |
スポーツレクリエーション活動 | 8,428円 | 100,017円 |
教養・その他 | 25,298円 | 40,091円 |
合計 | 404,979円 | 1,085,294円 |
経済的に不安のある方は、私立高校でも「授業料の就学支援金」という国からの補助制度があります。
これは、保護者の市区町村民税所得割額によって免除されるもので、11万8千円から29万7千円となっています。
申請は、通学している学校から書類をもらい学校に提出することで学校が申請を行ってくれます。
また、補助金は学校に入金されますのでその金額を授業料の一部として残りを納入するという形になります。
高校3年生ともなると大学受験も入ってきます。人によっては、高校2年生くらいから塾や家庭教師を考える方もいるでしょう。
大学も附属している私立高校でそこを希望している場合には必要ありませんが、外部受験を考えている方で、大学が附属していない場合にはそれらの費用も掛かってくることを念頭に入れておかなくてはなりません。
以下の高校一覧から気になる学校名を押すと、詳しい学校情報をご覧いただけます。
偏差値・ランクの他にも、家庭教師プラスの独自調査も掲載していますので、受験に向けての参考にしてみてください。
※こちらに掲載している内容は、弊社にて独自に調査した2023年度の情報です。
偏差値は、次の式で求めることができます。
(あなたの点数-平均点)÷標準偏差×10+50
例えば、あなたの点数が70点で、平均点が67点、標準偏差が15点だとします。
この場合、計算式は…
(70-67)÷15×10+50
となりますので、あなたの偏差値は
「52」
ということになります。
中学・高校の偏差値やランクは、計算方法がちょっと複雑ですね…。
詳しい計算方法については、いつでもお気軽に家庭教師プラスまで、お電話またはメールにてご連絡ください。
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