こんばんは。講師の来正です。
私よく漫画や小説などを読むのですが、その中で自分では考えたこともないような考え方に出会うことがあります。
先日「ミステリと言う勿れ」という漫画の一巻を読みました。そこでのキラキラネームと呼ばれる名前についての考察が秀逸でしたので紹介したいと思います。
一見して読めないような名前が多くなってきていますが、祖父母やさらに前の世代では今見られないような名前が多く見られます。
そしてさらに江戸や明治まで遡るとさらに名前は変わります。吉良 上野介(きら こうずけのすけ)の本名である吉良義央(きら よしひさ/よしなか)など呼び名も本名も難しい例などいくらでも出てきます。
つまり日本は名前の変遷が激しいという事実が昔からあり、数年経てば今キラキラネームとされる名前が普通になる時期が必ず来るということです。
ただし名前をつける時は他の読み方がないかに気をつけなければなりません。
心太(しんた)と名付けたつもりが「ところてん」と読まれたり、海月(みつき)と名付けたつもりでも「くらげ」と読まれることがあります。
ちなみに主人公の名前は整(ととのう)君です。ミステリというよりは主人公の喋りを聞いている感じですが、とてもおもしろいので機会があれば読んで欲しい漫画です。